予算の都合もありますし、子供がいないご夫婦、また独身の人など、墓を守ってくれる子孫がいない場合にも対応してくれる霊園かどうか。
交通の便も大切だと思います。お墓は、ずっと通い続けるもの。通うのがおっくうになる遠方や、行くまでに一大決心が必要なくらい重苦しい場所だと足が遠のいてしまいます。我が家は車とは切り離せない生活ですから、交通の便よりも道路の便や駐車場の便を優先しましたが、車に乗らない人なら、路線、駅からの距離、タクシーにすぐ乗れるかどうかなども重要です。一般的に良いとされている条件よりも、それぞれの家庭事情にあった条件で探すのが、いい選び方といえると思います。
家を購入するときに通勤や通学に便利な場所を選ぶように、霊園選びも、お墓参りに行くときの利便性を考えます。
とはいえ、ただ自宅から行きやすい場所であればいいというものでもあります。先祖がやすらかに眠れる立地的な環境が整っていることも大切です。いつかの日は自分もそこで眠ることになるのですから、ある意味、家を建てるときよりも、いろいろ考えてしまいますね。
たとえば、いまはまだ気にならなくても、お墓に行くまでに急勾配の道があると、年をとって足腰が弱くなってきたときに、けっこうたいへんになることでしょう。いろいろな角度から、自分にあった立地を考えましょう。
墓地の購入費用の内訳は、だいたいこのような感じになります。
家を購入には、ほとんどの人がローンを利用すると思いますが、最近では墓石の購入にも、ローンを利用する人が増えています。とはいえ、ローンが利くのは墓石の購入代金のみで、墓所使用料(永代使用料)は一括で支払うのが慣例です。つまり墓地の購入を決めたら、永代使用料のぶんだけでも現金を用意しておかなくてはならないということです。また管理費は、1年、あるいは3年ごとに必要になってきます。